rhythm – ILU GRACEさんインタビュー
「rhythm」という曲を提供していただいた、ILU GRACEさんにお話を伺いました。
―まずはメンバー構成やご担当を教えてください。
基本はAyane(ボーカルとキーボード)Kazu(ドラム)の2人で活動しています。
作詞作曲はAyaneが担当し、アレンジは一緒にしています。曲と詩は別々に作って、組み合わせることが多いですが、一緒にでてくることもあります。
Ayaneは宮崎県出身、Kazuはロサンゼルス出身ですが、宮崎育ちです。音楽を通じて、東京で知り合いました。
―いつ頃ミュージシャンになろうと思われたのでしょうか?
Ayane 物心ついた時から、ミュージシャンになりたいと思っていましたが、歌手になろうと思ったのは小学2年生の頃からです。お父さんがJAZZギタリストであり、またピアノも4歳から習い始めました。ちなみに「あやね」という名前にも漢字の「音」が入っています。その後、高校の頃からボーカルの教室に通い、その先生のラジオ番組に出演することもありました。
Kazu 僕も小学4年生頃からピアノを習い始めましたが、中学校の文化祭をきっかけにドラムを初めました。やってみたらすごく好きで、だんだんと地元の仲間内で有名になっていきました。
―曲を作られる時は、何にインスパイアされていらっしゃいますか?
Ayane お父さんの影響で、ビートルズなどの洋楽を聞くようになり、自分でもR&Bや洋楽を聞くようになりました。最初の頃ソロで活動していた頃は、洋楽邦楽ともに影響を受けつつも、基本的にはJ-pop、J-R&Bといった日本の音楽を表現していましたが、ILU GRACEになってからは、海外のR&Bなどのblack contemporary musicに影響を受けた音楽を表現するようになりました。
Kazu そうですね。基本的には洋楽からインスパイアされて、それを自分たちのフィルタを通して表現していっています。僕は、絵画からインスパイアされることもあります。実は、音が色で見えるんですよね。なので、音楽を作りながら、何色が足りないとか、この色が多いとかというのがわかるので、それを感じながら、少ない色を入れたり、多すぎる色を逆に抜いたりして調整しています。
―それで「rhythm」は日本にとどまらない、グローバルな雰囲気がするんですね!
実は最近は、海外でツアーをすることも増えてきましたので、Lyrikoを使って英語をもっと勉強したいなと思っています。海外に出ていくのは最初は不安だったのですが、Ayaneの師匠に勧められて、挑戦してみたら意外と反応がよくて驚きました。アメリカでライブをした時は、みんな静かに聞いてくれる感じでしたが、フランスでツアーをした時はとてもノリが良くて、国によって反応が違うんだなとびっくりしました。MCもフランス語で頑張ったりしています。アメリカでもいつかツアーをしてみたいなと思っています。
―それでは、「rhythm」をどんな想いで作られたのか教えてください。
大切な人がいてなかなか会えなかったり、色々な障害があったり、さまざまな問題があると思います。そんな中でも、自分が強がるのではなく、素直な気持ちでいられるように心を開いていっていいんだよ、という気持ちを込めています。
―ちなみに、その障害というのは何をイメージされているのでしょうか?
そこは、聞いていただく方にゆだねているので、音楽を聞いてみてもらって、好きなように解釈していただけたらと思います。
特に思い入れのある歌詞は、一番最後の「いっそ素直なままあなたに会いたくて」というところです。ここに強いメッセージを込めています。キーワードはもちろん「リズム」です。英語と日本語で同じようで発音も少し違いますが、ぜひ注目してみてください。
―それでは最後に、日本語を学ぶ方々へのメッセージをお願いします。
滑舌よくぱっきり歌うのではなく、どちらかというとメロディーに合わせて自然に歌うように心がけています。なので、ぜひ日本語のナチュラルな響きを学んでいただけたらと思います。Lyrikoは音楽を聴きながら、ゲームもできる楽しいゲームです。ぜひ、Lyrikoで楽しく日本語を学んでください!
ILU GRACEさん、お忙しい中お時間をいただき、どうもありがとうございました!最新情報や音楽のダウンロードは、ILU GRACEさんのホームページ(https://ilugrace.syncl.jp/)よりどうぞ!